借金踏み倒しを続けると最後にはどうなる?

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借金踏み倒しを続けると...

予定外出費やリストラのために、家計が苦しくなり、借金の返済が難しくなることもあるでしょう。返したくても返せない。借金経験者の中には、そういう人もいるかもしれません。自転車操業的に借り続け、もはや自分でもどこから借金しているのか分からず、無意識に踏み倒していることもあったり。

 

では、返済期限が過ぎてもお金を返さず滞納を続けて、借金を踏み倒していると、一体どうなってしまうのでしょうか?踏み倒しを続ける債務者に、金融業者はどういう手段に出るものなのでしょうか?

 

一難去ってまた一難…

人生というのは何が起こるか分からないものです。順調に計画通りに暮らしている人でも、ハプニングというのは容赦なく襲いかかるものです。

 

たとえば、家族が亡くなるといったことは、事前に予定を組めるものではありません。長年病気を患っていたというならともかく、事故や急死という事態が起こることもあります。

 

大切な人を失ったショックに浸る間もなく、考えなければならないのが葬儀です。葬儀はもちろん無料ではなく、お金かがかかります。葬儀は数か月後に先延ばしできるものではありませんので、すぐにお金が必要になります。

 

そういうときに、金銭的に頼れる親兄弟がいなければ、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。故人が生命保険に入っている場合、それで賄えることもあります。しかし、そうでない場合は、残された人の負担ということに。毎月、食べていくのだけで精いっぱい、貯金などできないというギリギリの生活をしているようでは、高額の葬儀代など到底捻出できるものではないでしょう。

 

故人をそのままにして放っておくこともできず、もはや葬儀のために借金するしかない…ということになります。

 

キャッシングしか頼れない

そういう緊急な借金に頼りになるのがキャッシングです。キャッシングとは、銀行や消費者金融などが提供するサービスで、使用用途を問わないフリーローンです。仕事をしていて安定収入があれば審査に通過でき、すぐにお金を融資してもらうことが可能です。

 

葬儀のように、先延ばしにできない支出の際には、非常に便利な方法です。申し込みも、わざわざ金融業者の窓口まで出向く必要はなく、ネットで簡単にできます。審査の際には在籍確認の電話があり、申込書に記入した勤務先に本当に在籍しているかを電話されます。

 

そこで、間違いなく働いていると分かると、その日のうちにお金を手にすることができます。切羽詰まった状況で、身近な知り合いにも借金できない場合、キャッシングはとても強い味方です。中には、キャッシングしか頼れないということもあるかもしれません。

 

金融業者の審査に通過して、葬儀代を手に入れることができると肩の荷がおりるものです。窮地を切り抜けられた安堵感の方が大きく、借金をしてしまったという事実やプレッシャーはあまり感じないこともあるでしょう。しかし、それが大きな落とし穴でもあるのです。

 

キャッシングが繰り返されていく…

カードローンは、期日までに最低返済額を入金しさえすれば、何度でもATMからキャッシングすることができます。いちいち金融業者に連絡することもなく、24時間365日、いつでもどこでも気軽に引き出すことが可能です。最初は借金に躊躇していた人も、何度となくキャッシングを繰り返すうちに、だんだんと感覚がまひしてくるものです。

 

気が付けば、ローンカードを、まるで自分の口座から引き出すキャッシュカードのような感覚で使用していることもあったり。融資限度額を、自分の貯金額だと錯覚してしまうようになることもあるでしょう。

 

高額な借り入れをするというのであれば、さすがに少し考えもするものです。しかし、ほんの1万円程度なら、それほど罪悪感を感じることがありません。「頑張ったんだから、今日だけは例外だ」などと自分に都合のいい言い訳をして、何度も何度もキャッシングを重ねてしまうということもあるでしょう。しかし、ちりも積もればとばかりに、ふと気が付くと、ずいぶん高額な借金になっていることもあります。それが、お手軽で便利なキャッシングの非常に怖いところでもあるでしょう。

 

借りるのはとっても簡単!

借金をするというと、昔は非常に厳しい審査がありました。正社員雇用であるのはもちろん、勤続年数や職種、会社の信用度なども考慮され、やっと借りられるという時代もあったものです。

 

しかし、最近では、正社員である必要はなく、パートやアルバイト、派遣社員などでも融資してくれる金融業者がほとんどです。申し込みは本人確認と在籍確認のみで、収入証明すら求められないこともあります。電話やネット、無人契約機を利用すれば、申し込みから1時間後には現金を手に入れられることもあります。

 

つまり、仕事さえしていれば、お金を簡単に借りられるということです。

 

しかし、借りたお金は返済せねばなりません。最低返済額は借入額に比例します。借りれば借りるほど、返済の負担は大きくなっていくということです。

 

新たなカードを発行して自転車操業的に借りては返しを続けていても、やがて限界が来るものです。もうこれ以上借りられず、返済期日に口座残高が全然足りない。その場合、やむを得ず、踏み倒しするしかないということもあるかもしれません。

 

では、借金を踏み倒した場合、実際にどうなってしまうのでしょうか?

 

借金の踏み倒し

返済期日に入金がないと、最初は金融業者からメールなどで連絡がきます。厳しい取り立てというのではなく「入金をお忘れでは?」といった、とてもソフトな言い回しであるのが普通です。それでもなお入金しないでいると、金融業者から督促の電話がかかります。

 

携帯のみならず、勤務先にも電話がかかります。自宅にも請求書と督促状が届きます。それでも無視して、踏み倒し続けると、やがて別のひとからの請求が来るようになります。これは、金融業者から債権回収業者に回されたということです。しばらく、請求書や督促状が届きますが、最終的には取り立てはこなくなるようです。

 

借入金額や金融業者によって扱いは異なるのでしょうが、比較的大きな金融業者の場合には、少額の借金の踏み倒しの取り立てに時間をかけることはなく、不良債権として扱われるというのが一般的であるようです。さらに、一定期間の踏み倒しを続けていれば、やがて借金の時効が成立することもあります。

 

ただし、借金の踏み倒しをしたという記録は信用情報に残ります。そのため、新たな融資を受けられないという事態が起こりはするようです。

 

まとめ

借金を踏み倒した場合、最終的には請求書すら届かなくなることもあります。しかし、すべての金融業者がそうとは限らず、しつこく取り立てをしてくることもあります。自宅や会社に執拗に押しかけてくることもあるかもしれません。

 

また、新たな借金が必要になった場合、ブラックリストに記載されているために、借入ができない事態が起こります。自宅や車のローンを組むことができない場合もあるでしょう。

 

ですので、返済できないとなったら、踏み倒しではなく債務整理をすることを考えてみることです。債務整理をすることで、金利が免除されたり、月々の返済額が下がったりすることがあります。今現在の状況では、到底返済不可能だと思っている借金も、債務整理をすれば希望がみえてくるかもしれません。最悪の場合、自己破産という手もあります。

 

借金の踏み倒しをするというのは、精神的に非常にしんどいものです。いつやってくるかと、取り立ての恐怖にビクビクと怯える日々では、仕事が手につかなくなることもあるかもしれません。それよりも、早めに専門家に相談をして、最善の方法を考えるほうがよいでしょう。