ギャンブル依存症を克服した人の体験談まとめ

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ギャンブルをやめたい!

ギャンブル依存症は、とても厄介な病気です。本人が「ギャンブルをやめたい」と思っていても、なかなかやめることができないという点も問題ですが、本人だけではなく周りの人も巻き込まれて大変な思いをすることもあります。

 

やめるのは難しいと感じる方も多いですが、絶対にやめられないということはありません。

 

体験談に登場する4人の方は、生活資金をつぎ込んでもまだ満足できないほどにギャンブルに依存していましたが、現在では立派に依存症を克服しています。どの方も、きっかけや方法は様々ですが、依存していた期間や依存から脱却するまでに試した方法や実際に脱却した方法などを話してもらいました。

 

この方々の体験談を読むことが、ギャンブルをやめたいと思っているあなたがギャンブル依存症から脱却するための一助となれば幸いです。

 

最後に無料の相談機関や団体の情報も掲載していますので、読んでみてください。

 

パチスロを断てたのは彼女のおかげ

 

学生時代にパチスロに夢中になっていた私は、当時10万円あった月収をほとんど全てパチスロにつぎ込んでいました。おかげで、着る服もろくになく、満足のいく食事も摂れず、友人からも借金をするなど、生活は滅茶苦茶でした。勝っている瞬間は興奮できますが、負けると倦怠感に苛まれ何もする気が起きませんでした。

 

さすがに、この状態に危機感を覚えてパチスロをやめたいと思い、男友達と遊ぶ時間や趣味やアルバイトの時間を増やしましたが、効果はありませんでした。そこで、女性と接する時間を増やしてみました。これは、予想以上に刺激的な時間を過ごすことができ、パチスロへの欲求を忘れるほど楽しい時間を過ごすことができました。

 

そして、今の彼女と知り合いました。彼女とは、いつの間にか同棲するようになり、気の強い彼女が私の生活を厳しく管理してくれたおかげで、パチスロを完全にやめることができたのです。もし、パチスロを完全にやめることができていなかったら、今でも周りの人に迷惑をかけて滅茶苦茶な生活をしていたと思います。パチスロを断てたのは、彼女のおかげです。


 

 

パチンコで作った借金を債務整理

 

28歳の時にパチンコにハマっていた私は、外回りの営業をサボって毎日パチンコをしていました。当時の月収18〜25万円のうち20万円はパチンコに使う有様で、時には1日で10万円近く使うこともありました。そして、そのうちに私は借金をするようになったのです。

 

パチンコ資金欲しさに、消費者金融をまわって借り入れと返済に追われるうちに、私は出来心から会社のお金を横領してしまいました。幸いなことに、親戚が立て替えてくれたので大事にはならずにすみましたが、家族からの信用も失いました。

 

事件後、会社を退職した私は、パチンコをやめたいと思い、勤務中に外に出ることのない工場の仕事に就きました。しかし、効果はありませんでした。また、懸賞応募でパチンコへの欲求を紛らわせようともしましたが、これも失敗でした。

 

そして、転職した後もパチンコを続け、借金を重ねていきました。そして、借金が膨らみ、首が回らなくなった私は、司法書士に債務整理を依頼しました。債務整理後は借金の額が減りますが、同時に借金ができなくなります。借金ができなくなることによって、ようやく私はパチンコから足を洗うことができたのです。今は地道に過ごしています。


 

非常に珍しいケースで辞めれたパチンコ

 

私は、専門学校の時にパチンコにハマっていました。学校の傍ら、アルバイトもしていたので月収は15万円くらいありましたが、そのうち12万円くらいをパチンコにつぎ込んでいました。最初は空いた時間に楽しむ程度だったのが、学校をサボってパチンコに行くようになり、借金をしてまでパチンコに行くようになるまでに、あまり時間はかかりませんでした。

 

学校をサボっていたために資格試験にも落ち、追い込まれた私は、パチンコをやめたいと思い現金を持ち歩かない作戦に出ましたが、長続きしませんでした。また、資格試験の勉強を頑張ろうとしましたが、これも続きませんでした。そこで私は、パチンコをやめるのではなく、パチンコで生活していこうと考え、パチンコを極める方法を徹底して研究しました。
その結果、コンスタントに勝ち続けることができるようになり、見事パチンコで生活していけるようになったのです。パチンコで生活できるようになると、パチンコに対して楽しさを感じることができなくなっていきました。私の中でパチンコが「趣味」ではなく「生活の糧」に変わったせいだと思います。こうして、私はパチンコを断つことができました。


 

ギャンブルでは稼げない

 

大学時代にスロットや麻雀に夢中だった私は、当時のアルバイト代をすべてギャンブルに使っていました。自分の感覚としては、趣味でやっているだけという感じだったので、最初は全くやめたいとは思っていませんでした。しかし、友人の紹介で学生ローンを契約してからは、雪だるま式に借金が膨らんでいき、最終的に200万円を超える借金を抱えるようになりました。

 

さすがにギャンブルをやめたいと思って、できるだけ返済にお金を回したり、ローンカードを持ち歩かないようにするなどの工夫をしましたが、あまり効果はありませんでした。そこで、自分がギャンブルにハマっている理由を考えてみました。その結果、楽してお金を稼げるからギャンブルが好きだと考えている自分に気づいたのです。

 

そこで、実際にギャンブルでどれだけ稼げているのかを計算してみたところ、なんと結果は時給900円ほどだったのです。この金額の低さに、私はギャンブルへの情熱が冷め、ギャンブルを完全にやめることができました。今は後悔しか残っていません。

 


 

ギャンブル依存は専門家に頼らないと解決できない事も

4人の元依存症の方の体験談、参考になりましたか?

 

体験談にもあったように、ギャンブル依存はちょっとしたきっかけなどによりやめることができる場合もありますが、やめたいのになかなかやめることができなくて苦しんでいる方も多くいます。そうした方のために、相談に乗ってくれる公的機関がいくつかあるので、紹介します。

 

まず紹介するのは、保健所です。ギャンブル依存に限らず様々な依存症の相談に無料で乗ってくれます。電話か面談による相談が可能です。次に紹介するのは、精神保健福祉センターです。こちらも無料で相談に応じてくれます。

 

他に、病院でも相談できるところがあります。ギャンブル依存症に対応する専門外来のある病院では、相談や治療に応じてくれるので、おすすめです。最寄りの病院を探す場合は、保健所や精神保健福祉センターに問い合わせしてみてください。

 

また、ギャンブル依存症者の自助グループもあります。GA(ギャンブラーズ・アノニマス)やギャマノン、AKKなどがあります。ギャンブルをやめたいのにきっかけがないという方は、相談してみてはいかがでしょうか?

 

返済できない借金は債務整理を検討しましょう

ギャンブル依存症の一番厄介な問題は、お金に関する問題です。体験談に登場した方たちも、大なり小なり借金を抱えて苦しんでいました。ギャンブル依存によって借金を重ね、返済が追い付かなくて困っている場合には、債務整理を行うのも有効です。

 

債務整理をすることにより、毎月の返済額を減らすことができます。また、債務整理後は一定の間、金融機関から借金をすることができなくなります。毎月返済に支払う金銭的負担が減るのは、もちろん良いことですが、借金ができなくなるというのも、ギャンブル依存から脱却するためには、大変良いことだと言えるでしょう。

 

お金が手元にないと、嫌でもギャンブルはできなくなります。体験談でも、債務整理をして借金ができなくなったことで、ギャンブル依存を克服した方がいらっしゃいましたよね。ギャンブル依存症を克服するためには、こうした手続きも有効であるということを覚えていていただけると、ありがたいです。

 

まとめ

現在、日本ではギャンブル依存症者が年々増えています。

 

ギャンブル依存症になると、ギャンブルをやめたいと思ってもなかなかやめられず借金を繰り返し、気が付いたら借金が膨らみ、周りの人からの信頼は失い、悲惨な毎日を送らざるをえません。中には、こうした生活を送ることに疲れ果て、自殺をしてしまう人もいるほどです。

 

そのような悲惨な状況に陥る前に、ギャンブル依存からの脱却を図ることが大切です。そのためには、依存症者本人が危機感を持って克服しようと意識することが大切です。

 

債務整理の手続きをしたり、公的機関に相談に行ったりすることは、最初はとても勇気のいることかもしれません。ですが、依存症を克服するという意志を強く持ち続け、真摯に問題に向き合えば、きっと解決策は見つかります。

 

ギャンブル依存症に悩んでいる一人でも多くの方が、これを読んで、ギャンブル依存症を克服するためのきっかけをつかんでいただけたらと願っています。